学生の移動手段を考える

新たな生活を始める、そして始まってからも苦労するのが「目的地に対する移動」です。今回はつくば市の交通アクセスから、公共交通機関を使用しない移動手段など、さまざまな方面から毎日の移動について考えてみます。あなたに合った移動方法が見つかるとうれしいです。

つくば市内の交通アクセスを調べてみよう

茨城県つくば市では、電車はもちろん路線バスの公共交通機関もあります。その他に交通の利便性をさらに向上するため、コミュニティバス「つくバス」・乗合タクシー「つくタク」が運行されています。まずはその「つくバス」と「つくタク」を解説します。

コミュニティバス「つくバス」

つくば市ではコミュニティバス「つくバス」を運行し、交通の利便性を高める努力をしています。車社会とは言われていますが、学生さんや主要部ではマイカーでの移動は難しい現実もあります。 主につくバスは、つくばエクスプレス各駅やつくば市内の主要拠点を結んでいます。直行性・速達性を最大限に発揮できる、機動力が期待できる乗り物です。

【つくバス路線】は以下の通りになっています。(平成30年10月現在)北部シャトル

  • 小田シャトル
  • 作岡シャトル
  • 吉沼シャトル
  • 南部シャトル
  • 谷田部シャトル
  • 自由ケ丘シャトル

つくタク

つくタクは名前の通りつくば市を走るタクシーですが、予約制の乗合タクシーになっています。乗合タクシーとは、停車場所と運賃があらかじめ決定されています。バスと違うところは、電話で呼び出して乗車するという部分です。どちらかと言えば、バスとタクシーの良い要素を複合させた交通機関になっています。ですが乗り合いタクシーなので、途中で他の利用客と乗り合いになることもあります。

電車とバスの利用

電車では、平成17年8月24日開業したつくばエクスプレスが開通し、東京へのアクセスが市中心部と秋葉原間を約45分で結ばれさらに身近になりました。そして日常生活ではJR常磐線も利用でき、牛久・ひたち野うしく・荒川沖・土浦などの各駅からも市内行きのバスが運行されています。また、常磐自動車道を利用した高速バス(ハイウェイバス)も運行されていますので、市中心部と東京間を約60分~80分で結んでいます。

※過去の賃貸豆知識でも、「つくば市内で使える交通手段と観光名所へのアクセス」(https://asiajyuhan.co.jp/?p=21397)の記事で、つくタクとつくバス・つくばエキスプレス・路線バス(関東鉄道)・高速バス(関東鉄道・JRバス関東)を詳しく紹介しています。もっと知りたい方は記事をご覧ください。

公共交通機関以外の方法は?

学生の身近な移動手段として、公共交通機関を上げてきましたが、ここではそれ以外の移動手段を考えてみたいと思います。パッと思いつく移動手段となると、徒歩・自転車・バイクが上げられます。各々の特徴を見ていきましょう。

徒歩

徒歩は一番手軽な移動方法ですが、何分距離が遠くなると一番難しい移動方法です。よく不動産の賃貸チラシなどで、「駅から○○分」と記載してありますが、その記載にもルールがあります。「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」というものがあり、徒歩所要時間は算出基準が定められています。徒歩1分は80m、車1分は400mとなっています。1Km=約13分の計算です。15分~30分くらいが通勤・通学時間の理想とされています。(引用先:いえらぶコラムあなたの生活を楽しくする不動産コラムサイトより)そうなると距離的には1~2Kmの徒歩が理想の計算になります。

自転車

徒歩の次に簡単に準備ができる移動手段は、自転車です。使用している人が多い種類は基本「ママチャリ」呼ばれ、皆さんにも親しみの多い自転車となっています。でも実は、ママチャリは正式な名称ではなく、シティサイクル(City cycle)という名称になります。カゴや荷台もあり、日常生活や通勤通学に特化した自転車になっています。特に女性が乗りやすいように設計されており、フレームが跨ぎやすい形状になっています。

バイク

バイクと一言で表しても、大きさも形もいろいろな種類があります。その中でも簡単に免許が取得できるのが、原動機付自転車です。原付免許で運転できるバイクは、道路交通法上排気量が50cc以下となっているバイクになります。排気量というのはエンジン性能のことを表します。ですので数値が大きくなるほど出力が上がり、力強い走りができるようになります。試験は筆記試験のみと他の免許に比べて比較的取りやすいですが、原付バイクならではの下のような規制があるのも事実です。

  • 原付バイクは道路に関係なく、法定速度が30km/hと決められています。
  • 交差点の状況により、二段階右折をする必要があります。

それ以外の排気量のバイクは、普通自動二輪免許が必要になります。排気量が50cc超400cc以下のバイクであれば、運転することが可能です。そして、普通自動二輪車の運転免許には、「小型限定」という種類が存在します。小型限定は、50cc超125cc以下の普通自動二輪車に運転範囲を限定した免許になっています。バイク自体の大きさも手頃で運転もしやすいです。特に主要都市の方は、法廷速度が60km/hまで速度規定が伸びることと、原付特有の二段階右折を回避できる部分で、小型限定を取得する方もいらっしゃいます。バイク免許の保有によって、自転車より機動力も上がり、動ける距離も大幅に広がることは魅力のひとつです。

快適な自転車を選ぶには

自転車とひとことで言ってもいろいろな種類が存在します。先程の「公共交通機関以外の方法は?」でも紹介したママチャリ(シティサイクル)は、日常生活や通学に適した自転車になっていますが、土地形状によっては厳しい現実があるのも事実です。住んでいる地域周辺に坂が多い場合、車体の重さがネックになり坂道がきついと感じる場面もあるかも知れません。今回は自分の予算やニーズに合わせて自転車を選ぶポイントを考えてみたいと思います。

クロスバイク

ママチャリ(シティサイクル)とスポーツ用自転車の中間に位置する自転車と思うと、分かりやすいかもしれません。価格もスポーツ用よりは手頃で、ママチャリ(シティサイクル)よりも力強く進むので、少し距離があっても苦になりません。ですが日常生活に適した装備がないもので、距離を乗らない人ならば日常重視でママチャリ選択をおすすめします。

ギア付き自転車

基本シティサイクルとして販売されている自転車ですが、外装や内装でギアが追加されています。外装の場合6段のギアがあり、ギアの変換が細かくできるので登坂時、長距離走行でも疲れにくいのが特徴です。ただし外装となっているので、ギアがサビ易いのがネックです。内装の場合3段のギアがあり、内側になっている分外装ギアより日頃のケアが容易です。ですが、1年に1度メンテナンスが必要です。この二つの大きな違いは、価格とギア変換です。価格は、外装ギアの方が内装よりも安いのが実状です。そしてギアの変換は、外装6段ギアは走行中にしかギア変換はできませんが、内装3段ギアは停車時にも変更することが可能です。なので、信号待ちで軽いギアにし、走り出すことも可能になっています。

ここでで紹介した自転車も、一例に過ぎません。いろいろと見て調べて、体感して、あなたに合った自転車が見つかるといいですね。

交通手段にも維持費がかかる

徒歩や自転車よりも移動距離もはるかに長く、便利な乗り物の自動車やバイクに変更を考えている方もいらっしゃるでしょう。確かに便利にはなりますが、便利になればやっぱり維持費という出費が増えてきます。ここではどんなものが維持費として発生するのか考えてみましょう。

項目 車の金額[円] バイクの金額[円] 備考
自賠責保険 15,130 125cc超250cc以下 8,650 12か月分(自賠責保険料
自動車税 7,200 二輪(総排気量125cc超 250cc以下) 3,600 軽自動車税の税額一覧【軽自動車・バイク】
原付(総排気量90cc超 125cc以下) 2,400
原付(総排気量50cc超 90cc以下) 2,000
車検 91,282 バイクは定期点検無 平成27年度国産自動車点検・整備料金実態調査」を参照
定期点検 13,448 バイクは定期点検無 平成27年度国産自動車点検・整備料金実態調査」を参照
以下内訳
基本点検技術料 全国平均 8,251
整備技術料 全国平均 2,841
部品、油脂代 全国平均 5,039

この他にも任意保険やガソリン代、駐車場代など様々な費用がかかる場合もあります。学生の場合、保護者の方が負担してくれる場合も多くあるとは思いますが、独立したら全部自分で管理する時期も来ます。今のため、いつかの時のために知識として知っておくこともひとつの経験になります。

つくば市にあった!うれしいシステム

東京都千代田区に本社があるユーピーアール株式会社は、パレットや物流機器の販売・レンタル事業を主軸にさまざまな事業を行なっている会社です。その事業の中で、「カーシェアリング事業」があります。

  • カーシェアリングとは

複数の人がクルマを共同利用する会員制のレンタカーシステムです。

ガソリン代、駐車場代、保険料などの維持費の負担なく、マイカー感覚でクルマをご利用になれます。環境もお財布にも優しい、新しいクルマの使い方です。(引用先:ユーピーアール株式会社ホームページより)

つくば市にある筑波大学は、筑波大学の学生・教職員を対象として現在利用が可能となっています。筑波大学のエコシティ推進の一環として実施されており、学生生活支援の1つとして、第一体育館前、一の矢宿舎、平砂宿舎前、追越宿舎前の4つのステーションで6台のカーシェアリングが体験できます。車を購入したり、維持したりなどの費用も削減でき、車が必要な時に利用ができるのは本当に助かるサービスです。筑波大学だけでなく、つくば市のいろいろな場所でも利用できたらうれしいですね。

便利なものにはリスクも!

今回は「学生の移動手段を考える」をテーマにいろいろとまとめてきました。生活を便利にする方法はたくさんあり、その中から自分に合ったものをうまく利用することが大切です。ですが便利なものには、リスクや責任が付随されるものもあります。安心・安全を一番に、快適な学生ライフを送ってほしいと思います。